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Editor’s Comment
今回は、生検で採取した組織の病理診断がGroup2であった胃病変について、内視鏡AIと分子マーカーを組み合わせることで腫瘍性か非腫瘍性かの判定をすることができるかどうか評価した報告について取り上げます。
臨床においてGroup2と診断される胃病変の頻度は多いわけではありません。このようなデータの少ない画像の判定は、教師あり学習を必要とするCNNが苦手な分野といえるかもしれません。それを分子マーカーと組み合わせることで精度をあげるという検討がされています。いままでにない組み合わせであり、大変興味深い検討となっています。
是非サマリをご一読ください。
Combination of artificial intelligence-based endoscopy and miR148a methylation for gastric indefinite dysplasia diagnosis. Journal of Clinical Laboratory Analysis, 2021
※医師の所属は論文発表当時のものを記載しています。