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動画の概要
大腸内視鏡の挿入時に、S状結腸の視野改善を目的とした浸水法。これまでに腸へ水を入れる手法としては、注水法やサブマリン法がありましたが、送気する方法に比べて痛みが減る長所がある一方で、水面や残渣により視界が悪くなりやすいという問題もありました。
そこで久里浜医療センターでは、こうした問題の解消に向けて浸水法を開発。同施設の水上健先生(内視鏡検診センター 内視鏡部長)は、「直腸・S状結腸の中の空気を完全に除去することで、苦痛のない挿入と視野の改善を両立させることができる」と話します。
水上先生は今回のウェビナーにて「無麻酔運用のコツと機能性疾患対策」という副題で、浸水法のノウハウを解説。前処置、浸水法のコツ、トレーニング方法等について、症例動画や豊富なスライドを用いて説明しました。さらにIBS(過敏性腸症候群)や便秘等といった挿入困難症例への対策についても言及しています。
Q&Aパートでは視聴者から非常に多くの質問が寄せられ、約40分間の質疑応答を通じて浸水法及び大腸内視鏡検査への理解を深めるディスカッションが繰り広げられています。
浸水法を学びたい先生や無麻酔での大腸内視鏡検査の運用を行っている先生におすすめの動画です。