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動画の概要
この動画では、UL診断ノウハウについて、野中康一先生(東京女子医科大学消化器内視鏡科)が解説します。書籍「潰瘍瘢痕合併胃癌を極める!UL診断力強化ブック」(医学書院)をベースにしたウェビナー動画です。
「UL判断のやり方があやふやな先生も多いのではないでしょうか」と野中先生は問題提起します。
実際に胃癌取り扱い規約(第15版)では、術前の内視鏡観察について、「ある程度深さのある白苔を伴った開放性潰瘍を指す」といった記述しかありません。
「ある程度」とは具体的に何を意味するのか?胃ESD(内視鏡的粘膜下層切開剥離術)の適応を決める診断、つまり患者の人生を左右する重要な診断を曖昧に決めて良いのか?
こうした課題感が、本書籍を執筆するきっかけになったといいます。
野中先生は、術前のUL診断のコツについて、次の7つを挙げました。
- 筋板以深の粘膜欠損の有無
- ひだ集中の有無
- 脱気伸展での変化
- 面状の白色局面の有無
- 潰瘍の既往歴があるか?
- 生検の有無
- 生検病理の組織型
詳細については、ぜひ本ウェビナー動画をご視聴ください。
またパート2となる「病理の立場から」も併せてご覧ください。