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動画の概要
「がん研有明病院では、一般的に診断が難しい症例が次々に見つかります。こうした場で得た経験を伝えたいと思いました」。
がん研有明病院の平澤俊明先生は、著書「Dr. 平澤の上部消化管内視鏡診断セミナー」(羊土社)を執筆した理由について、こう話しました。
がん研有明病院にて、これまでに1万件以上の胃癌症例を経験したという平澤先生。難しい医学書ではなく、実践的で分かりやすく伝わる本を書こうと意図されたそうです。
執筆に約3年をかけたという本書。このウェビナーは、本書の発売を記念して実施した、平澤先生のご講演です。「見逃がしのない内視鏡検査」をテーマに、主に次の3つのパートについてお話いただきました。
- 検査前の準備
- 観察
- 拾い上げ
こうした点について、内視鏡画像や動画を交えながら解説します。
またQ&Aパートでは、司会の柴田先生や視聴者からの質問にご回答いただきました。
- 見逃しのない検査をするには、時間がかかりそうです。上部の検査数は半日でどれくらいですか?
- 検査前の飲水は、1時間前よりも検査に近いタイミングで服用させるということでしょうか?
- 検査時間はどれくらいかけていますか?ピロリ未感染・現感染・除菌後などで違いはありますか?
- 送気してもすぐにげっぷしてしまう方などがいます。良い対策はありますか?
- 噴門部小弯は、観察しにくいだけでなく、生検も難しいと感じています。生検のコツはありますか?
- 内視鏡スコープについて、経鼻の場合と経口の場合とで、変えている点や注意点はありますか?