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Editor’s Comment
今回は、AIによる好酸球性食道炎の診断性能を評価した論文について取り上げます。
好酸球性食道炎は欧米で罹患率の高い疾患ですが、最近では日本においても罹患者数が増加傾向とされ、上部消化管内視鏡検査を施行する際には、その存在を意識して検査を行うことが重要となっています。本検討では、好酸球性食道炎で一般的に用いられるendoscopic reference scoreを用いて教師データを収集し、AIで性能の評価を行っています。日本ではまだ遭遇する頻度の低い疾患といえますが、AIがサポートすることにより日常診療における好酸球性食道炎の拾い上げが増え、本疾患に悩む方への適切な治療につながることが期待されます。
詳細につきましては、ぜひサマリをご一読ください。
Application of Convolutional Neural Networks for Diagnosis of Eosinophilic Esophagitis Based on Endoscopic Imaging. Journal of Clinical Medicine, 2022
※医師の所属は論文発表当時のものを記載しています。