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本論文は大阪国際がんセンター(当時)・中川健太郎先生が『GASTROINTESTINAL ENDOSCOPY』誌(2019年)に発表した、「AIを活用した食道癌の深達度診断支援」に関する論文です。
Classification for invasion depth of esophageal squamous cell carcinoma using a deep neural network compared with experienced endoscopists
はじめに
食道扁平上皮癌(SCC)の壁深達度診断は治療選択に重要ですが、内視鏡による深達度診断は診断医の主観によるところが大きく、医師による診断精度のばらつきなどが問題となります。このような課題の解決を目指し、本研究ではAI(注1)技術の一つである深層畳み込みニューラルネットワーク(注2)を用いて、食道内視鏡画像を機械学習させたAIによる表在性食道SCCの深達度診断について検証しました。