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本論文は帝京大学医学部附属病院(当時)・小澤毅士先生が『Gastrointestinal Endoscopy』誌(2019年)に発表した、「潰瘍性大腸炎患者の内視鏡的所見分類に対する新しいコンピュータ支援診断システム」に関する論文です。
Novel computer-assisted diagnosis system for endoscopic disease activity in patients with ulcerative colitis
はじめに
潰瘍性大腸炎(UC)患者の内視鏡的疾患活動性の評価は治療方針を決定する上で重要です。しかし内視鏡医が炎症の活動性を正しく評価するためには、一定期間のトレーニングが必要であり観察者間のばらつきもあります。
そこで本研究ではAI(注1)技術の一つである深層畳み込みニューラルネットワーク(注2)を用いてコンピュータ支援診断(CAD)システムを構築し、その性能をUC患者の内視鏡画像の大規模データセットを用いて評価しました。