2025年10月29日（水）に開催された、「新たに胃病変を考える会 2025 ～経験で診る。技術と診る。～」において、綾木麻紀先生（HITO病院）が発表された「胃ポリポーシスの1例」を期間限定でオンデマンド配信しています。

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【抄録】

20歳代男性。慢性下痢の精査で内視鏡を施行したところ、前庭部から胃体部にかけて均一で密集した多発性ポリープを認めた。十二指腸・大腸は正常で、家族歴や血液検査にも特記所見はなかった。生検では腺管拡張を伴う胃底腺組織が主体で炎症細胞浸潤に乏しかった。本例は幽門前庭部にも広範にポリープが及ぶ点が稀であり、本研究会にてご意見を伺いたい。

【発表者・共著者】

綾木 麻紀1，中谷 夏帆2，小原 英幹2，春間 賢3

1.HITO病院,  2.香川大学, 3.川崎医科大学