Column観察・診断脳炎治療中に消化管出血をきたした胃病変の1例【期間限定オンデマンド配信】2025/11/20

2025年10月29日(水)に開催された、「新たに胃病変を考える会 2025 ~経験で診る。技術と診る。~」において、西尾 綾乃先生(岡山大学病院)が発表された「脳炎治療中に消化管出血をきたした胃病変の1例」を期間限定でオンデマンド配信しています。
【抄録】
77歳女性。発熱、麻痺、意識障害、痙攣を呈し前医で入院。発症4日目に脳炎が疑われ、気管内挿管下でステロイドパルス、アシクロビル、抗てんかん薬、抗凝固薬を開始した。発症13日目に当院転院となり、自己免疫性脳炎疑いとしてICU管理のもと血漿交換と免疫グロブリン療法を施行。しかし改善なく、発症22日目に大量の黒色便と胃管から暗赤色排液を認めた。内視鏡で胃病変を確認。本病変の診断は何でしょうか?
【発表者・共著者】
西尾 綾乃1,松枝 克典1,岩室 雅也1
1.岡山大学病院 消化器内科






