Column内視鏡AI導入ケースレポート:gastroAI model-EIRL 「あった方が良い」から「あるのが当たり前」へ。2026/04/23

導入ケースレポート:gastroAI model-EIRL 「あった方が良い」から「あるのが当たり前」へ。

3院同時導入がもたらす、医療の質の均てん化と安心の提供

Key Message:
「AIのクセを掴めば、診療はより楽に、より確実に。 音による通知とバランスの取れた検出機能が、内視鏡検査の新たな標準(スタンダード)を創る」


導入の背景と目的
医師が「鑑別」に集中するための、最高のアシスタントを求めて

当院が内視鏡AIに求めたのは、確かな「検出機能」でした。病変の鑑別については、最終的に我々医師が責任を持って実施すべき領域だと考えています。だからこそ、見落としを防ぐための「気づき」を与えてくれるパートナーとして、gastroAI model-EIRLの性能評価を開始しました。

臨床現場における変化
10例で実感した「診療の邪魔をしない」パートナーシップ

設置当初は「診療を妨げない、まずまずの満足度」という印象でしたが、使用を重ねるごとにその評価は変化していきました。

  • 医師の習熟の早さ: 10例ほど経験すればAIの特性(クセ)を把握でき、それ以降はAIを信頼することで、肩の力を抜いてより楽に診療を行えるようになりました。

  • 「必需品」への昇格: 最初は「あった方が良い」程度だった認識が、今では「あるのが当たり前」という感覚にまで定着しています。

「音」が防ぐ、一瞬の見落とし
仕様面で特に有用だと感じているのが「通知音」です。

  • スコープが病変候補領域を一瞬横切った際や、まばたきでモニターから目を離した瞬間でも、音による通知があることで即座に注意を戻せます。この視覚と聴覚のダブルチェックが、検査の確実性を高めています。

患者満足度と対外的なメリット
最新機器がもたらす「安心感」と「信頼」

AIの導入は、診察室でのコミュニケーションにもポジティブな影響を与えています。

  • 患者さんへ: 検査後の説明時、AIによる解析結果を提示しながら話すことで、診断サポート情報が可視化され、患者さんの安心感と納得度が高まっているのを実感します。

  • 外勤医・スタッフへ: 当法人のように外勤の先生が活躍する場において、「最新機器が揃っている」という環境は、医師の満足度向上につながっています。

グループ全体での展開
3院全導入による「医療の質の均てん化」を目指して

平晴会では、以下の3院全てにおいてgastroAI model-EIRLを導入しました。

  1. 晴海3丁目クリニック

  2. 武蔵小杉胃と大腸の内視鏡・消化器内科クリニック 川崎中原院

  3. 東京晴海胃と大腸の消化器内視鏡・内科クリニック 中央区院


この決定は、単なる医療機器の導入ではありません。どのクリニックを受診しても高い水準の検査が受けられる「医療の質の均てん化」と、地域住民の皆様への「受診者満足度の向上」を法人として約束する決意の表れです。


Medical Corporation Profile

医療法人社団平晴会

東京都中央区および川崎市中原区にて、高度な内視鏡検査を中心に質の高い消化器内科診療を提供。最新テクノロジーを積極的に取り入れ、患者一人ひとりに寄り添った「安心・安全な医療」を追求されています。


Doctor Profile

医療法人社団平晴会 理事長 / 晴海3丁目クリニック 平野 直樹 先生

<ご経歴>
2000年に東邦大学医学部をご卒業後、国立国際医療センター(現 国立国際医療研究センター)、愛知県がんセンター研究所、虎ノ門病院、東邦大学医療センター大森病院、東京労災病院、昭和大学江東豊洲病院などで研鑽を積まれ、2018年に晴海3丁目クリニック 院長に、2021に医療法人社団平晴会 理事長に就任、2023年には武蔵小杉胃と大腸の内視鏡・消化器内科クリニック 川崎中原院を、翌年には東京晴海胃と大腸の消化器内視鏡・内科クリニック 中央区院を開院。高度な内視鏡検査と質の高い内科診療を提供されています。

<専門医・認定医>
日本消化器内視鏡学会専門医 指導医 関東支部評議員
日本内科学総合内科専門医 指導医
日本消化器病学会専門医
日本大腸肛門病学会専門医 指導医
日本肝臓学会専門医
がん治療認定医
日本ヘリコバクター学会認定医
日本医師会認定産業医


販売名:医用画像解析ソフトウェア EIRL Colon Polyp
承認番号:30400BZX00259000
製造販売業者:エルピクセル株式会社