Column内視鏡AI早期胃癌/胃型腫瘍診断におけるgastroAI model-G2の有用性【期間限定オンデマンド配信】2025/11/21

2025年10月29日(水)に開催された、「新たに胃病変を考える会 2025 ~経験で診る。技術と診る。~」において、川口智之先生(徳島大学病院)が発表された「早期胃癌/胃型腫瘍診断におけるgastroAI model-G2の有用性」を期間限定でオンデマンド配信しています。
【抄録】
gartroAI model-G2は内視鏡検査中にリアルタイムで胃内視鏡画像を解析し、早期胃癌または腺腫を検出するAIとしてが実臨床において使用されている。今回、当院の早期胃癌症例の静止画像をgastroAI model-G2を用いて解析した。また、胃型形質を呈する胃腫瘍(腺窩上皮型腫瘍、胃底腺型腫瘍)についても解析し、有用性を検討した。早期胃癌63枚を解析し、55枚(87%)で病変部を検出した。腺窩上皮型腫瘍ではラズベリー型で11枚中10枚(91%)、平坦隆起型で7枚中6枚(86%)、胃底腺型腫瘍では6枚中6枚(100%)で病変部を検出した。gastroAI model-G2は早期胃癌に加えて胃型腫瘍においても高い感度で病変部を検出する可能性がある。
【発表者・共著者】
川口 智之1,岡本 耕一1,高山 哲治1
- 徳島大学病院 消化器内科






